関田涙『晩餐は「檻」のなかで』

 今度の原書房ミステリー・リーグの新刊は関田涙の『晩餐は「檻」のなかで』です。
 ミステリー・リーグ担当編集者さんのブログ「素行迷宮」で最新刊のお知らせがありましたのでご紹介です。
http://blogs.yahoo.co.jp/maru9316/27842015.html
 昨日、関田さんから「僕の説明よりこっちの方が分かりやすいみたいです。」とメールがありましたので。(って、ブログで言っちゃってもいいのかな。ま、いいか。表紙も載せちゃってもいいのかな。許可がどうとかって言ってたみたいだけど。ま、いいか。)関田さんのサイトのなかにある「本のご案内」はこちら
 さすが、編集者さんです。
 作者より的確に説明してくれてます。一番よく分かったのが、「檻」の説明。死刑廃止の代わりに公認仇討ち制度がとられるようになった日本で、事件の加害者と被害者親族を含めた7人が入れられた施設というのが「檻」。その「檻」のなかで、衆人環視の中、仇討ちが行われるらしい。へえ。ていうか、仇討ちなんだから、そりゃあ密室殺人も起ころうというもの。
 7人には動物の名のついたコードネームと役割があるようですが、それと、売れない作家の主人公・錫井イサミ(すずい・いさみ)がどう関わってくるのか楽しみ。ていうか、“錫井”なんて読めないよ。まさか、またまた難しい漢字を本文でも使ってるんじゃないでしょうね。主人公の名前も読めなかったのでメールで聞いちゃったよ。あ、しまった。返事書くのを忘れてた。ここでお礼を言っておこう。ありがとね、関田さん。(見てないと思うけど)
 そんなことより、こ、れ、は、最高傑作の予感がします。でもまさかこの本の主人公と同じ運命になるんじゃないでしょうね。て、いったいどんな運命なんだ??? いやん、「檻」の中と「外側」でいったい何が起こるのかしら。「驚天の大仕掛け」もあるらしい。
 とにかく、いままでの関田さんの作品とはひと味もふた味も違った物語らしい。きゃー、早く読みたーい。

追記

 「素行迷宮」にはトラックバックはやめておこう。だって恥ずかしいから。ほんとは、担当編集者さんの紹介をそっくりそのまま引用したかったのよね。さすがにそれはマズかろうと思って自粛しました。