「小説家のミステリーズ・ルーム」の正体は!?

 タイトルに正体なんて大袈裟に書いたので、覆面作家さんの正体を知りたくてうずうずされている方は思わず「おお!」と思ったかもしれませんね。…すみません、なにもはっきりとは判ったわけではないんです。ただ初めからこの方なんじゃないかしら、と思った人がいたわけで。例えば今までのエントリーを読んでみると、どうやら中堅のミステリー作家らしい、大きな賞を受賞している、直木賞を獲ってからという発言からいってきっと直木賞候補になったことがある、などなど。ただ年齢の幅を勘違いしていて若い方だと思っていたのが失敗でしたね。で今日ですが、17日のエントリー「純文学コンプレックス」(http://isotakel.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_8318.html)を読み返していて、やっぱりと思ったわけです。どうやらこの方は私より5歳くらいうんたらじゃないかしらと。ズバリ45歳。まあ、このうんたらはお好きなように解釈してください。そこ、笑わないように。
 とにかく文章がこなれている。巧すぎる。お若い方でしたら、そうそうこんな風に肩の力を抜いて書けないと思うんですね。もう少し堅苦しいか、あるいは、砕けすぎているか。そうやってもう一度考えてみると当てはまる方はただ一人しかいないんですね。
 はい、真保裕一さんです。
 1961年5月24日。東京都生まれ。

受賞歴

直木賞候補

  • 第122回「ボーダーライン」(1999年1月)
  • 第123回「ストロボ」(2000年7月)
  • 第125回「黄金の島」(2001年7月)
  • 第129回「繋がれた明日」(2003年7月)

 ほらね。もうぴったりでしょ。当たったらなんかください。
 先のエントリーでも、「…えっ、こっそり恋愛小説とか書いてるんじゃないの、ですって? いや、じつは、そうなんです。」とあったのでますます真保さんの可能性大なんて思っていますの。ほほほ。最近、真保さん、今年の一月に『最愛』というミステリだけど純愛の要素もある小説を出していますしね。
 コメントレスで「私は伊坂さんとはちょっと作風が違ってるからなあ。そのうち、さりげなくCM入れるつもりですけど(笑)」とおっしゃってますので近々正体が判るでしょう。で、もし真保さんだったら、やっぱりやっぱり「小説家のミステリーズ・ルーム」を本にしてほしいなあ。だって、今まで読んできた作家のブログのなかで一番面白いんだもん。あ、私、真保さんの本は7〜8冊くらいしか読んでません。すいません。だけど『奪取』は面白かったなあ。もちろん『ホワイトアウト』もだけど。今もって『繋がれた明日』で直木賞が獲れなかったのか不思議でしょうがないです。最近の短編集『灰色の北壁』も良かった。ただその次の作品は挫折しました。orz
 えっと、それからミクシにもいるようなんですよね。…怖くて近づけません。orz