- 10/03 金原ひとみ「ナチュラルボーンチキン」河出書房新社/ISBN: 9784309039169*4
- 10/07 ピエール・ヴェリー「アヴリルの相続人 パリの少年探偵団2」〈論創海外ミステリ〉論創社/ISBN: 9784846024284*9
- 10/08 スティーヴン・キング「トム・ゴードンに恋した少女」河出文庫/ISBN: 9784309468068*12
- 10/08 レイ・ブラッドベリ「塵よりよみがえり 新装版」河出文庫/ISBN: 9784309468082*13
- 10/09 中澤日菜子「シルバー保育園サンバ!」小学館/ISBN: 9784093867405*15
- 10/09 桂望実「地獄の底で見たものは」幻冬舎/ISBN: 9784344043558*16
- 10/09 キム・チョヨプ「わたしたちが光の速さで進めないなら」ハヤカワ文庫NV/ISBN: 9784150415334*17
- 10/09 マリオン・メッシーナ「窒息の町」早川書房/ISBN: 9784152103680*18
- 10/09 ジェローム・ルブリ「魔女の檻」文春文庫/ISBN: 9784167922917*19
- 10/10 海堂尊「蘭医繚乱 洪庵と泰然」PHP研究所/ISBN: 9784569857930*20
- 10/10 ジャナ・デリオン「町の悪魔を捕まえろ」創元推理文庫/ISBN: 9784488196110*23
- 10/10 マーサ・ウェルズ「システム・クラッシュ マーダーボット・ダイアリー」創元SF文庫/ISBN: 9784488780050*24
- 10/17 西尾維新「怪傑レディ・フラヌール」講談社/ISBN: 9784065346372*29
- 10/17 宮部みゆき「気の毒ばたらき きたきた捕物帖(三)」PHP研究所/ISBN: 9784569858098*31
- 10/17 青柳碧人「赤ずきん、アラビアンナイトで死体と出会う。」双葉社/ISBN: 9784575247749*32
- 10/17 額賀澪「サリエリはクラスメイトを二度殺す」双葉社/ISBN: 9784575247756*33
- 10/17 石野晶「いつか会ったあなたと、きっと出会う君に」双葉社/ISBN: 9784575247770*34
- 10/18 ジョン・コナリー「キャクストン私設図書館」創元推理文庫/ISBN: 9784488517076*36
- 10/21 坂井希久子「赤羽せんべろ まねき猫」中央公論新社/ISBN: 9784120058448*39
- 10/23 牧原勝志(幻想と怪奇編集室) (編集)「幻想と怪奇16 ホラー×ミステリ-ホームズのライヴァルたち・怪奇篇」新紀元社/ISBN: 9784775321867*45
- 10/23 キャロル・ローレンス「クレオパトラの短剣」ハヤカワ・ミステリ/ISBN: 9784150020088*46
- 10/23 トム・スタンデージ「謎のチェス指し人形「ターク」」ハヤカワ文庫NF/ISBN: 9784150506131*47
- 10/23 リース・ボウエン「恋のスケッチはヴェネツィアで」ハヤカワ・ミステリ文庫/ISBN: 9784151862519*48
- 10/23 レティシア・コロンバニ「三つ編み」ハヤカワepi文庫/ISBN: 9784151201134*49
- 10/23 クレア・キーガン「ほんのささやかなこと」早川書房/ISBN: 9784152103666*50
- 10/23 ダニエル・トゥルッソーニ「ゴッド・パズル 神の暗号」早川書房/ISBN: 9784152103703*52
- 10/23 ラウラ・フェルナンデス「ミセス・ポッターはサンタクロースじゃない 上」早川書房/ISBN: 9784152103710*53
- 10/23 ラウラ・フェルナンデス「ミセス・ポッターはサンタクロースじゃない 下」早川書房/ISBN: 9784152103727
- 10/25 ジーン・ウィリス「森に帰らなかったカラス」徳間書店/ISBN: 9784198658946*55
- 10/25 ケリー・リンク「白猫・黒犬」集英社/ISBN: 9784087735307*56
- 10/28 市街地ギャオ「メメントラブドール」筑摩書房/ISBN: 9784480805218*57
- 10/28 吉永南央「時間の虹 紅雲町珈琲屋こよみ」文藝春秋/ISBN: 9784163919072*58
- 10/29 エドワード・ゴーリー/柴田元幸訳「ウィローデールの手押し車」河出書房新社/ISBN: 9784309257815*59
- 10/30 尾八原ジュージ「わたしと一緒にくらしましょう」KADOKAWA/ISBN: 9784041153284*61
- 10/31 ジル・ペイトン・ウォルシュ「貧乏カレッジの困った遺産」創元推理文庫/ISBN: 9784488200107*64
- 11/01 西尾潤「フラワー・チャイルド」KADOKAWA/ISBN: 9784041146842*66
- 11/05 本多孝好「こぼれ落ちる欠片のために」集英社/ISBN: 9784087718843*68
- 11/05 高嶋哲夫「チェーン・ディザスターズ」集英社/ISBN: 9784087754704*69
*1:「永遠の仔」「悼む人」「家族狩り」に続く新たな“世界”の誕生!作家初の本格時代小説! 幕末から明治維新へ——伊予松山(愛媛)を舞台に激動の時代を生き抜く3人の若者を描いた感動歴史長編。Amazonより
*2:数百年続く、凄惨なる呪いの戦い――。至高の恐怖と異形の謎に挑め。戦国時代から続く名家・福森家の屋敷で起きた一家惨殺事件。死体はいずれも人間離れした凄惨な手口で破壊されており、屋敷には何かの儀式を行ったかのような痕跡が残されていた。福森家と親戚関係の中村亮太は、ある理由から霊能者の賀茂禮子と共に屋敷を訪れ、事件の調査を行うことになる。賀茂によれば、福森家が収集した名宝・名品の数々が実は恐るべき呪物であり、そのいずれか一つが事件を引き起こしたという。賀茂の話を信じきれない亮太だったが、呪物が巻き起こす超常的な事象を目にしたことで危機を感じ始める。さらに一家の生き残りの子供たちにも呪いの魔の手が……。一家を襲った真の呪物は? そして誰が何のために呪物を仕掛けたのか? 数百年続く「呪い」の恐怖を描く特級長編ホラー。Amazonより
*3:ヒトは二回目ですが、オス個体は初めてです。よろしくお願いします。『正欲』から3年半。本年度最大の衝撃作。Amazonより
*4:この物語は、中年版『君たちはどう生きるか』です――金原ひとみ。45歳一人暮らし労務課勤務のルーティン女、イレギュラーに会う。Amazonより
*5:2018年1月11日。新潟県三条市で、JR信越線が大雪で立ち往生するという事件が発生。高校生男女たちも電車に閉じこめられ、15時間”密室”となった車内で、熱い恋が動き出す……!実際に起きた事件を基に、ラストの思いがけないどんでん返しまで鮮やかに描き切る、綾崎隼、待望の恋愛ミステリ。センター試験2日前、歴史に残る最強寒波が新潟県全域を襲った。放課後、受験勉強を終えた三条市の高校三年生、石神博人は大雪の中、最寄りの三条駅に着いたが大混雑で電車は全然来ない。自宅のある帯織駅までは2駅とはいえ約7キロあり、この天候で歩いて帰るのは難しい。18時過ぎ、やっと来た電車に乗り込むと、大混雑の車内で偶然地元の友人、櫻井静時と遭遇する。久々の再会を喜んでいるとき、そのスマホに博人が想いを寄せる幼馴染み、三宅千春からメッセージが届いたのを見てしまう。しかも静時は気づいたはずなのにメッセージを開かず、通知は300を超えていた。密かに動揺する博人だったが、同じ電車に千春も乗っていて……?はからずも雪の密室に囚われた夜、高校生たちは誰かを強く想った。逃げ出すことさえ許されない電車内で、祈るように未来を思った。――これはそんな夜に起きた、たった一晩の、まだ愛には至らない恋の物語。装画:orie Amazonより
*6:切なくてまぶしい、残酷でもどかしい、思春期(あのころ)のすべてが詰まった胸疼く青春×SF短編集。アニメ化もされた大人気スポーツ小説『2.43 清陰高校男子バレー部』著者、デビュー20周年記念作! 病院から飛んできた青い風船に結ばれていた手紙によって、思いがけず始まった文通。そこから芽生える、淡い恋と切ない嘘の行方。「零れたブルースプリング」全ての感覚を周囲に拡散してしまう特殊能力を持ったヒツギ。彼がボランティアとして連れてこられたのは、生まれつき、痛みや温度を感じられないイオリの屋敷だった。「ヒツギとイオリ」 誰かに「ウザい」と思われると、その場から強制的にテレポートしてしまう。中学2年生のナオは、望まない超能力に苦しんでいた。「flick out」 妻を失い、心を閉ざして生きる宮内の前に突然現れたソバージュヘアの不良少女。彼女は亡き妻の名を名乗る。「ハスキーボイスでまた呼んで」 上記4編収録。Amazonより
*7:雑誌が売れに売れた大正時代。時代を変えうる面白い作品を作るべく、大胆不敵、猪突猛進な編集者が、曲者だらけの文壇に挑む! Amazonより
*8:【あらすじ】春先になると花粉症で鼻が利かなくなるモトコは、副業で働くアルバイト先の同僚・村崎さんから自宅で飼う小動物たちの世話を頼まれる。その後、職場を辞めた村崎さんのメールからは、パンダと人類をめぐる狩猟、飼育、繁殖の歴史がひも解かれ、ある目的で海外を転々としていることが見えてくるのだった。モトコが村崎さんの指示を仰ぎながら動物たちの世話をつづけるなか、上野動物園では日本が所有する最後のパンダ・リンリンが亡くなり、中国ではオリンピックを前に、加工食品への毒物混入事件と大地震が起きる――。命をあずかることと奪うこと。この圧倒的な非対称は、私たちの意識と生活に何を残すのか? 「命をあずかる」というケアの本質に迫りながら、見えない悪意がもたらす暴力に抗うための、小さく、ひそやかな営為を届ける問題作。Amazonより
*9:名探偵ドミニック少年を悩ませる新たな謎はミステリアスな遺言書。アヴリル家の先祖が残した巨額の財産を手にするのは誰だ? 〈パリの少年探偵団〉シリーズ待望の続編! レトロモダンなジュブナイル・ミステリ第二弾。Amazonより
*10:麻雀や将棋、競輪や競馬、そして株。長くたしなんできた賭け事のこと、オカメインコのマキや庭の生きものたちとの日々、そして自作解説などを交え40年の作家生活を振り返るエッセイ集。巻末に東野圭吾との対談「僕は運が強いんです」を収録。Amazonより
*11:嫌な気分は何もかもノートにぶちまけて、言葉の部屋に閉じ込めなさい。尊敬するセミ先生からそう教えられたのは、鬼村樹(イツキ)が小学五年生の梅雨時だった――「架空日記」を書きはじめた当初は、自分が書きつけたことばの持つ不思議な力に戸惑うばかりの樹だったが、やがて生きにくい現実にぶち当たるたびに、日記のなかに逃げ込み、日記のなかで生き延び、現実にあらがう術を身に着けていく。そう、無力なイツキが、架空日記のなかでは、イッツキーにもなり、ニッキにもなり、イスキにもなり、タスキにもなり、さまざまな生を生き得るのだ。より一層と酷薄さを増していく現実世界こそを、著者ならではのマジカルな言葉の力を駆使して「架空」に封じ込めようとする、文学的到達点。Amazonより
*12:ハイキング中に家族とはぐれた9歳の少女。「何か」が潜む森の中、必死で生き抜く姿を描いた壮絶なサバイバル小説が全面改稿で甦る。Amazonより
*13:万聖節前夜──十月屋敷では、魔力をもつ一族の集会がはじまる! ファンタジーの巨匠が五十五年の歳月をかけて紡いだ、伝説の作品。Amazonより
*14:主人公の小鳥のささやかな楽しみは、仕事の帰り道に灯りのともったお弁当屋さんから漂うおいしそうなにおいをかぐこと。人と接することが得意ではない小鳥は、心惹かれつつも長らくお店のドアを開けられずにいた。十年ほど前、家族に恵まれず、生きる術も住む場所もなかった18歳の小鳥に、病を得た自身の介護を仕事として依頼してきたのは、小鳥の父親だというコジマさんだった。病によって衰え、コミュニケーションが難しくなっていくのと反比例するように、少しずつ心が通いあうようにもなっていたが、ある日出勤すると、コジマさんは眠るように亡くなっていた。その帰り、小鳥は初めてお弁当屋さんのドアを開ける――Amazonより
*15:何歳でも人生はやり直せる!ハートフル小説 銀治は、定年退職後に妻から離婚を言い渡され、孤独で怠惰な日々を送っていた。暇を持て余し、シルバー人材センターからの様々な仕事を担っている。ある時、保育園の草むしりの仕事が入り、担当することに。銀治は、人と接すること、特に女性と子どもは大の苦手。渋々保育園に向かうが、次々に巻き起こるハプニングに対応し、その活躍が認められた銀治は、熱烈なリクエストによりそのまま嘱託職員となるはめに。当初は銀治を怖がっていた子どもたちもだんだん慣れてなつくようになり、人付き合いが苦手な銀治も徐々に保育士たちとも打ち解けていく。日々、子どもや周囲の人たちと接するなかで、孤独だった銀治の心には少しずつ変化が。そんなある日、定年退職後に離婚し離れて暮らす娘について、衝撃の事実を知る――。そして銀治は、自分自身が蔑ろにしてきた「本当に大切なこと」に向き合うようになっていく。長い間蓋をしていた感情が蘇り、前向きに変わっていく銀治。勇気を振り絞って行動することや、あきらめないことの大切さ、いくつになっても後悔は取り戻せるということ・・・・・・。人生に大切なたくさんのことを笑いと共に教えてくれる、人生応援小説。Amazonより
*16:離婚、クビ、収入ゼロ……。 もう、だめかもしれない。そこからも、人生は続く。日常に突如現れた落とし穴から、したたかに這い上がる!『県庁の星』の桂望実が描く、アラフィフ女の低温地獄。長年夫を支えてきたつもりだったのに、急に離婚を切り出された専業主婦。新規事業を立ち上げて15年、働きぶりを否定された会社員。ともにオリンピックを目指した教え子に逃げられたコーチ。22年間続けたラジオ番組をクビになり、収入が途絶えたフリーアナウンサー。どん底に落ちた女たちの、新たな人生の切り開き方とは?Amazonより
*17:廃止予定の宇宙停留所には家族の星へ帰るため長年出航を待つ老婆がいた……少数者に寄り添う心温まる未来を描く短篇集、文庫化! Amazonより
*18:これはオーレリーの18歳から20歳までの悪戦苦闘の記録。優秀な成績で大学に入った彼女を待っていたのは、平等とは名ばかりの階級社会が押しつけてくる、平板で息もできない退屈の日々だった。メディアが報じない現代フランス社会の現実に肉薄するデビュー作 Amazonより
*19:羊を殺して頓死した男の事件を皮切りに頻発する凶事。二年前モンモール村で起きた惨劇の真相は? 反則ギリギリ仏産ミステリの衝撃。Amazonより
*20:「西の適塾、東の順天堂」――江戸中期の若者を魅了した名門塾の創始者・緒方洪庵と佐藤泰然。ライバル関係にある二人が歩んだ道とは。Amazonより
*21:耳の中に棲む私の最初の友だちは涙を音符にして、とても親密な演奏をしてくれるのです。補聴器のセールスマンだった父の骨壺から出てきた四つの耳の骨(カルテット)。あたたかく、ときに禍々しく、静かに光を放つようにつづられた珠玉の最新作品集。オタワ映画祭VR部門最優秀賞・アヌシー映画祭公式出品世界を席巻したVRアニメから生まれた「もう一つの物語」 Amazonより
*22:恋愛感情はない。手を繋いだこともない。世界でいちばん気の合う、大切な友人と結婚している――夫婦の在り方を描いた長編小説。Amazonより
*23:先の事件で心に傷を負ったフォーチュン。それでもシンフルは平常どおり――なのに、またもや事件が。町の中年女性がネットのロマンス詐欺にあったのだ。犯人は町の住民とふんだフォーチュンとスーパーおば(あ)さまふたりは、義憤にかられて立ちあがった。さらに町一番の善人に悲惨な出来事が起こる。保安官助手カーターは激怒中、三人は慎重に探りはじめるが……。シンフルのパワフルトリオが懲りずに大暴れ、好評シリーズ第八弾。Amazonより
*24:ある理由で大量殺人を犯したことがある暴走人型警備ユニットの“弊機”は、植民惑星での異星遺物汚染事件に巻き込まれるが、ARTこと探査船ペリヘリオン号の協力もあり、窮地を脱する。だがこの惑星を狙う冷酷な企業は、いまだ諦めてはいなかった。しかも弊機は原因不明の異常事態に襲われ……ヒューゴー賞4冠&ネビュラ賞2冠&ローカス賞4冠&日本翻訳大賞受賞の大人気シリーズ、待望の第4弾! ローカス賞受賞作。Amazonより
*25:自分を捨てて立ち去った彼女が戻ってくるーー「代替伴侶」がもたらす、希望と、絶望。「愛の本質」を問い続ける名手が贈る、衝撃の物語。Amazonより
*26:京都市にある美大の油画科を休学中の稲葉真は、従兄の稲葉凛太郎の声がけで狩野探幽の血縁であり、父が狩野派を破門された清原雪信の娘・平野雪香が描いた襖絵の復元模写制作を手伝うことになった。チームメンバーは修士二年・土師俊介と修士一年・蔡麗華。襖絵は、十二面の花鳥図だが、現存するのは九面と切り貼りされた一部のみ。果たして三人は、復元模写を完成させることができるのか? 創作することの苦悩と幸福を濃やかに描き切った感動長篇! Amazonより
*27:著者23年ぶりの書き下ろし長篇恋愛小説 綾「私は初めて会った16年前から涼さんを愛し続けている」。涼「僕にかかわった者は、みんな死んでしまう。女も男も。僕が綾を愛しすぎているせいで」――音村綾(旧姓・上里)は30代半ば。現在は信州でペンション経営兼漫画家として活躍。夫・子ども・母と四人で暮している。祥川涼。画家。40代後半。妻を失い、その後同棲していた女性とも別れ、現在は酒浸りの日々を送っている。冒頭の「現在」では、綾のコミック発売記念サイン会のシーンの衝撃的事件から始まり、「1年前」「4年前」「8年前」「10年前」「12年前」「14年前」、そして二人が出会った「16年前」へと時をさかのぼり「現在」に戻る。謎とサスペンス、そしてストーカー小説の雰囲気も交えた〈究極の恋愛小説〉である。この作品は、2001年に刊行された『もう切るわ』以来、23年ぶりの「書き下ろし」長篇! Amazonより
*28:独特の観察眼で心模様を描いた恋愛短編集 ジャルジャル福徳秀介の独特の観察眼で恋模様を描いた、きらめく万華鏡のような短編集。書き下ろしを含む全24話を収録。読売中高生新聞での連載中、「福徳さん、私の学生時代に隣にいた?」などと読者から驚きと共感の声が多数寄せられるほど、10代の恋の微細な感情を照らし出してきた作品を収録しています。また、大学生から社会人の恋愛の機微を描いた作品や、大人になってからあの頃の恋煩いを振り返る作品など、様々な角度で恋する人の心模様に光を当てていく、万華鏡のような短編集です。巻末には各話への著者あとがきもついており、読み応えもたっぷりです。Amazonより
*29:西尾維新デビュー20周年記念長編『怪盗フラヌールの巡回』『怪人デスマーチの退転』に続く第3弾! Amazonより
*30:あり得たかもしれない人生の中で、なぜ、この人生だったのか?『マチネの終わりに』『ある男』 『本心』の平野啓一郎、10年ぶりの短篇集。些細なことで、私たちの運命は変わってしまう。あり得たかもしれない幾つもの人生の中で、何故、今のこの人生なのか?その疑問を抱えて生きていく私たちに、微かな光を与える傑作短篇集。 収録短篇の内容 「富士山」 ――結婚を決めた相手のことを、人はどこまで知っているのか。「息吹」 ――かき氷屋が満席だったという、たったそれだけで、生きるか死ぬかが決まってしまうのだろうか?「鏡と自画像」 ――すべてを終らせたいとナイフを手にしたその時、あの自画像が僕を見つめていた。「手先が器用」 ――子どもの頃にかけられた、あの一言がなかったら。「ストレス・リレー」 ――人から人へと感染を繰り返す「ストレス」の連鎖。それを断ち切った、一人の小さな英雄の物語。Amazonより
*31:千吉親分の文庫屋が火事になった。現場に駆け付けた北一が見たものは。謎解き×怪異×人情が味わえる、人気の捕物帖シリーズ第三弾!Amazonより
*32:事件の最後に「あなたの犯罪計画は、どうしてそんなに杜撰なの?」の決めセリフが炸裂する大好評「赤ずきんシリーズ」の第3弾が登場!今作では「アラビアンナイト」の世界で赤ずきんが大活躍します。王妃が王様に語る、「アラジン」「アリババ」「シンドバッド」といった物語の中で起きる殺人事件を、赤ずきんが名推理で解決していきます。空飛ぶ絨毯やランプの魔人といった小道具も盛り込み、これまで未読の方でも楽しめます。Amazonより
*33:朝里学園大学附属高校の卒業演奏会の最中に、出場者の恵利原柊が音楽科クラスメイトの雪川織彦を殺してしまう。作曲家アントニオ・サリエリがモーツァルトの才能に嫉妬して毒殺を企てた説にちなんで、事件は「サリエリ事件」と呼ばれた。卒業演奏会に出た残りのクラスメイト4人は朝里学園大学に進学し、四年後、同じ卒業演奏会で再び顔を合わせることに。そして、演奏会の最中に、再びクラスメイトを殺す事件が起こってしまう。何故、二度も殺人事件は起きたのか。週刊現実の記者である石神幹生は二つの事件を追っていた。Amazonより
*34:目が覚めると、隣で寝ている彼女が子どもの姿になっていた。お互いのふるさとを巡る旅をしている最中に起きた衝撃的な出来事に驚く大学生の晴文に、子どもになった彼女・雛子は旅を続けたいと告げる。言われるままに旅を続ける中、晴文はやがて自らの閉ざされた過去が眠る島に辿り着く。一方、雛子が子どもになったのは、生まれ持った特異な能力のためであり、彼女もまた大きな使命と目的をもってこの旅に臨んでいた――。時を超えて愛する人へ想いを繋ぐ、感動のファンタジー!Amazonより
*35:物語の名手が放つ、 感涙のミステリー。横浜で探偵業を営む遠刈田蘭平のもとに、一風変わった依頼が舞い込んだ。九州を中心にデパートで財をなした有名一族の三代目・豊大から、ある宝石を探してほしいという。宝石の名は「一万年愛す」。ボナパルト王女も身に着けた25カラット以上のルビーで、時価35億円ともいわれる。蘭平は長崎の九十九島の一つでおこなわれる、創業者・梅田壮吾の米寿の祝いに訪れることになった。豊大の両親などの梅田家一族と、元警部の坂巻といった面々と梅田翁を祝うため、豪邸で一夜を過ごすことになった蘭平。だがその夜、梅田翁は失踪してしまう……。Amazonより
*36:イギリス郊外に建つ〈キャクストン私設図書館&書物保管庫〉には、ハムレット、シャーロック・ホームズなど名作の登場人物たちが実体化して住んでいる。この図書館を訪れた読書好きのバージャー氏は、やがて物語の世界を揺るがす大事件を引き起こし……。表題作ほか、同図書館で語り継がれるホームズの逸話や、異世界冒険譚『失われたものたちの本』のスピンオフ短編など全四作品を収録。奇妙さと遊び心を詰めこんだ「本」と「物語」がテーマの作品集! Amazonより
*37:ルーシーは児童書のベストセラー〈時計島〉シリーズの作家からの招待状を受けとった幸運なひとりだった。作家が住む時計島には彼女を含め四人の男女が招待されていた。作家の出す問題に答えて優勝した者がシリーズ最新作に関するすべての権利を得られるというのだ。ルーシーはゲームを勝ち抜き、教え子のクリストファーを養子に迎えるという夢を叶えることができるのか。現代版『チャーリーとチョコレート工場』、心躍るハートウォーミングな物語。Amazonより
*38:聞いてはいけない。「本当はこわい」落語にちなんだ、どんでん返し満載の本格ミステリ。デビュー三十周年記念作品。Amazonより
*39:父が脳出血で倒れた。折り合いの悪い父・時次郎と、この10年連絡すら取り合っていなかった42歳の篠崎明日美。実家からは勘当されとっくの昔に母に逃げられている時次郎にとって、一人娘である明日美は唯一の身内である。変わり者の父は16年前から「まねき猫」という立ち飲み屋を営んでいるが、医師には「回復後も麻痺が残る」と言われ、店に立ち続けるのは難しそうだ。「まねき猫」を閉めるしかないと考えていた明日美だったが、時次郎の友人で店の回転資金として300万円貸しているという「宮さん」によると、返済に関しては「『まねき猫』が続くかぎり無期限」ということらしく、簡単に閉店するわけにはいかず……。『妻の終活』の著者が贈る最新の人間ドラマは「父の終活」!? 果たして、明日美の選択は――。Amazonより
*40:金沢の花街に生きる2人の芸妓。恋することすら許されぬ場所で、彼女たちが掴んだものは――。Amazonより
*41:音のない世界でも、きっとメッセージは届くから──ろう理容師を祖父に持つ若手作家。その半生を描こうとする姿が胸に迫る傑作小説! 日本の聾学校ではじめてできた理髪科を卒業した第一号であり、自分の店を持った最初の人。そんな祖父を持つ五森つばめは、3年前に恋愛小説系の文学賞を受賞してデビューした。だが、その後自分の目標を見失い、2作目が書けないでいた。そんな折、デビューしたところとは違う出版社の編集者から声を掛けられ、祖父の話を書くことを強く勧められる……。ろうの祖父母と、コーダの父と伯母、そしてコーダの娘の自分、さらには聾学校の先生まで。三代にわたる希望をつなぐ取材が始まった。Amazonより
*42:夏の甲子園出場をかけた京都府大会決勝。木暮東工業のエース投手・権田至の投げたボールが、境風学園の強打者・仁科涼馬の頭部を直撃した。「あんな球、避けられるでしょ」少年はなぜそのような突き放した言葉を放ったのか? 鮮烈な京都青春物語。Amazonより
*43:【あらすじ】大学三年生の吉乃は夏休みのある日、伯父が営む古書店を訪れた。「何か、私に合う一冊を」吉乃のリクエストに伯父は、愛と人生を描いた長編海外小説を薦める。あまりの分厚さに気乗りしない吉乃だったが、試しに読み始めると、抱えている「悩み」に通じるものを感じ、ページをめくる手が止まらず、寝食も忘れて物語に没頭する。そして読了後、「誰かにこの想いを語りたい」と、古書店で深夜に開かれた、不思議な読書会に参加するのだった……。Amazonより
*44:「あなたをモデルに、小説を書いてもいい?」 ケガをきっかけに自分には“走る理由”がないことに気付いた陸上部のエース、定本風香。「物語は人を救う」と信じている小説家志望の明戸類。梅雨明けの司書室で2人は出会った。付かず離れずの距離感を保ちながら同じ時間を過ごしていくうちに「自分と陸上」「自分と小説」に真剣に向き合うようになっていく風香と類。性格も好きなことも正反対。だけど、君と出会わなければ気付けなかったことがある。ハッピーでもバッドでもない、でも決して無駄にはできない青春がここに“在る”。Amazonより
*45:怪奇事件に挑む名探偵を描いた物語は、シャーロック・ホームズとそのライヴァルたちの時代から、21世紀の今に至るまで数多い。本書では「ホームズのライヴァルたち」の時代を中心に、ミステリとホラー、双方の愉しみを味わえる作品を収録。また、本書から「現代世界幻想文学選」として、欧米以外の現代幻想文学のつむぎ手たちを紹介していく。初回はシリアの短編作家、ムスタファー・タジュディーン・ムーサー氏。その他、第二回『幻想と怪奇』ショートショート・コンテスト佳作3作品も掲載。Amazonより
*46:1880年、ニューヨーク。ヘラルド紙の唯一の女性記者であるエリザベスと友人のカルロッタは、ミイラのように包まれた女性の遺体を発見する。彼女の記事は話題となり、新たな遺体が発見される度に読者を魅了する。しかし、犯人もすべての記事を読んでおり……Amazonより
*47:18世紀のウィーンにチェスを指す自動人形(オートマトン)が現れた。あまりに優れた性能のためたちまちヨーロッパ中で話題になるが、その真相は? Amazonより
*48:大伯母の最期の言葉は「ヴェネツィア」だった。遺品のスケッチブックと3本の鍵の謎を解くため、キャロラインは水の都へ向かう。Amazonより
*49:インド、イタリア、カナダで過酷な運命を懸命に生きる3人の女性。彼女たちが闘いを選ぶとき、つながるはずのない物語が交差する Amazonより
*50:1985年、アイルランドの小さな町。寒さが厳しくなり石炭の販売に忙しいビル・ファーロングは、町が見て見ぬふりをしていた女子修道院の〝秘密″を目撃し――優しく静謐な文体で多くの読者に愛される現代アイルランド文学の旗手が贈る、史実に基づいた傑作中篇 Amazonより
*51:平凡な男・【楊偉/ヤン・ウェイ】は、出張先のC市のホテルでミネラルウォーターを飲んだところ腹痛で倒れ病院に連れ込まれる。そこは巨大で得体のしれない不気味な迷宮だった。『三体』著者劉慈欣も瞠目する、中国SF四天王の一角・韓松が放つ不条理SF《病院》三部作開幕篇 Amazonより
*52:逮捕以来、一言も話さずに奇妙なパズルを作り続ける殺人鬼ジェス。パズル作家のマイクは、彼女のパズルを解き明かすように警察に依頼される。だがそのパズルには、想像もつかないほどに大きな秘密が隠されていた。それは、世界を根底から覆しかねないもので……Amazonより
*53:なぜか年中、雪に閉ざされた町キンバリー・クラーク・ウェイマスは、児童小説の聖地巡礼の地として有名。だが、観光の目玉である関連グッズ店の店主ビリーが店を閉めて引っ越そうとしたことで、不動産業者や作家や探偵やプロの幽霊を巻きこみ、町は大騒動に! Amazonより
*54:〈あらすじ〉40歳の三文ライター・猪名川健人は、婚活事業を営む「ドリーム・ハピネス・プランニング」の紹介記事を書く仕事を引き受ける。安っぽいホームページ、雑居ビルの中の小さな事務所……どう考えても怪しい。手作り感あふれる地味なパーティーに現れたのは、やけに姿勢のいいスーツ姿の女性・鏡原奈緒子。場違いなほどの美女だが、彼女は「私は本気で結婚を考えている人以外は来てほしくありません」と宣言する。そして生真面目にマイクを握った――そう、彼女は婚活業界では名を知らぬ者はいない〈婚活マエストロ〉だった。その見事な進行で、参加者は完全にマエストロ・鏡原の掌の上。彼女は何者なのか、なぜこんな会社で働いているのか、〈マエストロ〉ってなに……謎は深まるばかりだが、猪名川は同社のイベントを手伝うことに。65歳以上のシニア向け婚活パーティーから、琵琶湖に向かう婚活バスツアー(クルーズ船「ミシガン」に乗車)まで。これまで結婚に興味のなかった猪名川も、次第に「真面目に婚活するのも悪くないかもしれない」と思い始める。ものは試しと他社が運営する婚活パーティーを訪れてみると、そこには参加者として席に座る鏡原の姿があった――。Amazonより
*55:ミックが手当てをしたカラスのヒナは、ケガが治ったあとも、ミックの家に戻ってくるようになった! 少年とカラスの冒険の物語 Amazonより
*56:奇想の天才が放つ、7つの童話を基にした万華鏡のような新作短篇集、2024年のローカス賞短篇集部門受賞作品。親切な白猫の大麻農園(『白猫の離婚』)、妖精の婚約者が眠る地獄の底(『地下のプリンス・ハット』)、主人だけは絶対に入れてはいけない家(『スキンダーのヴェール』)……。夢と幻想、誘惑と謎に満ちた摩訶不思議な物語。変幻自在の物語の魔術師、ケリー・リンクの世界へようこそ――。原題:White Cat, Black Dog 装画:ヒグチユウコ Amazonより
*57:私には幾つか顔がある。裏アカ男子、男の娘キャスト、院卒若手正社員――ペルソナたちがハレーションする新宿区在住20代♂の令和五年。第40回太宰治賞受賞。Amazonより
*58:小蔵屋に異変が。久実と婚約したはずの一ノ瀬が、8ヵ月も店に顔を出さないのだ。気丈にふるまう久実に、お草は声をかけられない。Amazonより
*59:ゴーリー自身と従妹を彷彿させる3人が、手押し車で冒険に出る。行く先々で遭遇する謎のキャラクターと言葉。3人の運命やいかに。Amazonより
*60:読んでるあなたも共犯者? 32歳無職、天草美晴は高額報酬につられ、ゴミ屋敷の掃除を引き受けた。現場で待ち受けていた女性2人の挙動は明らかにおかしい。もしや強盗犯? と思うや、突如現れた謎の老人に投げ飛ばされる。目覚めた美晴は老人が、かつてキングメイカーとして恐れられた大物政治家であることに気づく。「この国の未来のために、是非力を貸してほしい」 持ちかけられたのが、総理の孫・桐谷英俊を誘拐することだった――。世紀の大犯罪か、世直し一揆か。映像化オファー殺到の最旬作家が放つシン・誘拐ミステリ。Amazonより
*61:この家からは、だれも出られない シングルマザーの美苗は、兄夫婦と両親、祖母が引っ越したばかりの家に幼い娘とともに身を寄せる。そこは有名な事故物件で「ある部屋に絶対に足を踏み入れてはいけない」と言われている。誰もいないはずの部屋から足音が聞こえ、眠ったままの娘がなにかに手を引かれるように寝室を出て行く。この家はどこかがおかしい……。美苗は霊能者を名乗る女性に助けを求めたが、ついにある日、その部屋から娘が意識のない状態で発見される。娘を助けようとする美苗は、この家に隠された、驚愕の過去を知る――。第8回カクヨムWeb小説コンテスト〈ホラー部門〉大賞を受賞した著者による、戦慄の「家」ホラー! Amazonより
*62:著者初の文学館ミステリ! 作家が遺した謎の「かぞえ歌」に隠された事件 百年という時の流れの背後に埋もれた人々の思い、そして、愛する作家と文学館に自分が出来ること――里海町の町役場で働く由佳利は、二週間前に婚約破棄をされてしまい人生行き詰まり中。そんな中、担当している地元出身作家の文学館「貴地崇彦生家館」に関して、刑事二人が聞き込みに来た。貴地は明治末期の生まれで戦後に活躍した作家だ。没後二十年以上になるが知名度はまだまだ高い。刑事は収蔵物について聞きたいということだったが、なにやら裏に不穏な事件があるらしい。調べると、数日前に発見された身元不明の青年遺体のポケットから、貴地にまつわる葉書が発見されたようだ。驚き戸惑う由佳利のもとに、以前いちどだけ会った老齢女性の艶子が訪れる。艶子は若いころ貴地の愛人だったと噂される存在だ。生前の貴地先生から、やり残したことがあると聞いていたという艶子。その勢いに呑まれて調べを続けた先で由佳利は、中学高校で同級生だった夏央にも再会する。彼も調査に加わり、3人の凸凹チームが誕生した。やがて、貴地が謎の「かぞえ歌」を残していたことが分かり、そこに隠された秘密を辿るのだが……。思いがつながる、著者初の文学館ミステリ。ある作家をめぐる「百年」に、あなたは何を見つけますか。Amazonより
*63:ファンタジー小説の名手・村山早紀が描く心温まる物語。街の片隅の小さな奇跡が人々の悲しみや痛みを癒す、感涙必至の最高傑作!Amazonより
*64:ケンブリッジ大学の貧乏学寮セント・アガサ・カレッジの卒業生で、国際的大企業の経営者が事故死したという報が、学寮付き保健師イモージェン・クワイのもとに入ってきた。けれど彼は数か月前、イモージェンに命を狙われていると打ち明けていて――。巨匠セイヤーズのピーター卿シリーズを書き継ぐことを託された実力派による、英国ミステリの傑作! 『ウィンダム図書館の奇妙な事件』に始まる〈イモージェン・クワイ〉シリーズ第3弾! Amazonより
*65:『白鳥とコウモリ』の世界再び——シリーズ最新作 Amazonより
*66:運命の相手を追いかける旅、彼女が掴んだ〈特殊能力を持つ子供達〉の真実 恋人が行方知れずとなり、さらには母を亡くし打ちひしがれていた祭実理科。「運命の日がくるの――。」生前、母・八重子は謎の青年と出会ってからこの言葉を口にするようになっていたという。その青年こそ、行方が知れず、実理科が会いたいと焦がれていた恋人・啓太だった。実理科は、母の言葉の意味を知るべく、啓太を探す旅に出る。大阪、福岡、沖縄、台湾と渡り歩く中、やがて実理科自身が封印していた過去が明らかとなる。Amazonより
*67:『ひと』の小野寺史宜が紡ぐ、小さな豆腐屋を営む家族が大切な人を失ってから前を向いて歩き出すまでの物語。Amazonより
*68:真実を見抜き、罪を償わせる。たった、それだけ。それだけのことが、なぜこんなにも難しい――? マンションの一室で発生したある殺人事件の現場に向かった、県警捜査一課の和泉。そこで出会った女性警官・瀬良の第一印象は、簡単に言えば「最悪」だった。しかし、上の命令で瀬良とタッグを組み殺人事件を捜査することになり、和泉は彼女の類稀な観察力を知ることになる。二人の懸命な捜査により、事件のかたちが徐々に輪郭を帯びていくが、待ち受けていたのは「正しい刑罰」の在り方を問う、予想外の真相だった――。和泉と瀬良が立ち向かった最初の事件「イージー・ケース」ほか、事件に関する証言を頑なに拒み続ける容疑者の謎を追う「ノー・リプライ」、解決の糸口が見えない誘拐事件を描く書き下ろし中編「ホワイト・ポートレイト」を収録。心揺さぶる結末に息を呑む、圧巻の傑作警察ミステリー! Amazonより
*69:202×年7月。長年危惧されていた南海トラフ地震が発生し、日本列島の太平洋側は壊滅状態に。若き環境大臣・早乙女美来は、特に被害が大きかった愛知へ向かった。名古屋では、地元IT企業「ネクスト・アース」がAI技術を駆使して開発した「エイド」によって、迅速な行方不明者の捜索と救助、避難所運営がおこなわれていた。追い打ちをかけるように東京直下型地震が発生。さらに、8月には過去最大級の大型台風が首都圏を襲う。東京のビル群は崩れ落ち、閣僚の大半が亡くなり、緊急事態に対応するため美来が史上最年少で総理大臣に抜擢される。しかし、絶望的な状況で、ついには富士山噴火の予兆が見え始め……初の女性総理・早乙女は、ネクスト・アースのCEO・利根崎に協力を仰ぎながら、日本最大の危機に立ち向かう。崩壊に向かう日本を救うことが出来るのか――。防災シミュレーション小説の第一人者の集大成。Amazonより