11月の読書メーター
読んだ本の数:23冊
読んだページ数:7307ページ
元職員
なんだ、これ。薄っぺらい話でつまらん。なにを愉しめばよかったのかわからん。
読了日:11月30日 著者:吉田 修一
誘拐児
面白くないわけではないが、地味。人物の書き分けが出来てなかったのが痛い。ラストのまとめ方も綺麗すぎて気に入らない。
読了日:11月28日 著者:翔田 寛
傍聞き
「迷い箱」と「迷走」が良かった。結局、自分のいる場所と違う場所で起こることの意外性。その意外性が大きければ大きいほど面白さを感じるのである。
読了日:11月27日 著者:長岡 弘樹
ヒトリシズカ
シズカって、なんだったんだろうね。非道なことをしているのに、彼女の心には悲しみしか見えない。せつない。
読了日:11月27日 著者:誉田 哲也
スナッチ
微妙。ミステリを書きたいのか、食に関する健康面について書きたかったのか、気持ちが付いていけなくて読むのに疲れてしまった。長すぎるよ、西澤センセイ。
読了日:11月26日 著者:西澤保彦
ヒルダよ眠れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 3-4)
ぞくぞくするほど面白い。容疑者の友人がヒルダの知人を辿っていくうちに徐々にヒルダの人柄がわかっていく。まるでホラーだった。
読了日:11月25日 著者:アンドリュウ・ガーヴ
チェーン・ポイズン
感動。面白かったなあ。やっぱりわたしは本多孝好が好きだ。
読了日:11月21日 著者:本多 孝好
恋愛嫌い
なにも彼女たちと接点がないので共感するところがない。なので読んでいてもカサカサした気分になって、あまり楽しくなかった。考えてみたら、恋愛嫌いなんて本が面白いはずがない。
読了日:11月20日 著者:平 安寿子
ちょいな人々
荻原さん、ほんとうに上手いなあ。どれも気持ちよく読める。とくに気に入ったのが「ガーデンウォーズ」。なんど吹いたかわからない。
読了日:11月19日 著者:荻原 浩
氷の華
35歳のセレブ妻にしては、ありえないくらいの古めかしさに笑った。会話が「……」ばかりで何も喋らないのもびっくり仰天してしまったが、非常に面白くて一気読み。
読了日:11月17日 著者:天野 節子
聖母(グランドマザー)
それでも、エゴとしか思えない。
読了日:11月16日 著者:仙川環
モダンタイムス (Morning NOVELS)
漫画のようなノリだったなあ。エピソード一つ一つは恐怖なんだけど、サラっと描いているもんだからイケイケのノリで読めてしまう。それがいいかどうか個人の好みにもよるが、たまには状況や会話を楽しみながら読むのもいいかなあ、と。
読了日:11月15日 著者:伊坂 幸太郎
チャイルド44 下巻 (3) (新潮文庫 ス 25-2)
あの時代のソ連の恐怖政治を垣間見た気がした。ミステリとしてより人間の根源に関わる話として読んだなあ。あまりの面白さに一気読み。
読了日:11月13日 著者:トム・ロブ・スミス
チャイルド44 上巻 (1) (新潮文庫 ス 25-1)
読んでいると胸糞が悪くなってくるんだけど、あまりの面白さにとまらない。
読了日:11月13日 著者:トム・ロブ・スミス
クロク、ヌレ!
崖っぷちいる女たちが右往左往しながら毒舌を吐くところが面白かった。これだけでも非常に面白いんだから、なにもわざわざミステリにしてわけのわからないモノにすることないと思うが。
読了日:11月12日 著者:真梨 幸子
真夜中のフーガ
やっぱり海野さんの長い一文は酩酊感があって好きだなあ。今回はベンや他の親子の愛憎半ばする話は良かったが、アクションが少なかったのが、ちと残念だった。
読了日:11月10日 著者:海野碧
スリーピング・ドール
ラスト100ページの怒涛の展開は夢中で読んだ。しかしそれまでが同じような繰り返しで少々退屈だったかなあ。それでも女性たちの話を聞くのは面白かった。
読了日:11月09日 著者:ジェフリー ディーヴァー
聖女の救済
トリックはさすがに凄かった。確かにうなったが、そこまで。やっぱりどんでん返しみたいな意外性がないとつまんないな。
読了日:11月07日 著者:東野 圭吾
リアル 8 (8) (ヤングジャンプコミックス)
高橋のリハビリする姿にじんときた。やっぱりこの漫画はいいなあ。
読了日:11月05日 著者:井上 雄彦
ロードムービー
表題作の演説にはぼろぼろ泣いてしまった。その前からうるうるなっていたから、ヤバイと思ったら案の定だった。こういうの上手いよね、辻村深月。最後のページからまた始まるのかと思うと、またグッときてしまった。
読了日:11月05日 著者:辻村 深月
運命の日 下 (ハヤカワ・ノヴェルズ) (ハヤカワ・ノヴェルズ) (ハヤカワ・ノヴェルズ)
確かにクライマックスは凄かった。でもそれだけ。物語が壮大すぎて散漫な感じを受けたなあ。もうちっと心情を知りたかった。あ、ベーブ・ルースの場面は良かった。
読了日:11月04日 著者:デニス・ルヘイン
十三回忌
本格ミステリとしてはいい出来じゃないかな。奇抜なトリックに感心したのは確かだし。読みやすいのも好印象。ただ魅力的な人物はいなかったなあ。
読了日:11月03日 著者:小島正樹
ガリレオの苦悩
科学のトリックを使って、なかなか切れの良い短編集。オチの切なさって、やっぱり湯川の人柄によるところが大きいようだ。楽しかった。
読了日:11月02日 著者:東野 圭吾