2008-11-27 傍聞き/長岡弘樹 読書 傍聞き作者: 長岡弘樹出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2008/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (44件) を見る 最初の「迷い箱」は更正保護施設という、自分とは縁のないところでの話だったので、彼らの食事風景や生活態度が珍しくて、興味深く読んだ。が、あまり興味のない題材の場合、すんなり脳に達しなくて少々読みづらかった。 最後の「迷走」は、救急隊員の話。これは良かった。脇腹を刺された男を乗せまま、救急車をぐるぐる走らせる意図は。意外なオチに感動する。