小川勝己「この指とまれ」読書中。

この指とまれ  -GONBEN-

この指とまれ -GONBEN-

 あと70ページで読み終わるので、なにもこんな途中で書くこともないんですが、ここにきて俄然面白くなってきたので、思わず。
 いや正直なところ、最初は面白くなかった。面白い、面白い、と誰もが言うのでかなり期待して読み始めたのですが、いやはや。コンゲームのような軽いノリは伊坂を彷彿するようで悪くはないんですが、中身がスカスカしているようでちっとも面白くない。でも連作短編といっても長編と同じというので頑張って読み進めていたら、あらら不思議、途中からガラッと趣が変わって、軽い中にもキャラに重みが出てきてとても楽しくなってきた。
 あと少しですが、今日はここまでで明日読みます。では。


あ、そうそう。真梨幸子深く深く、砂に埋めてが書店になかったです。今日のarchitectさんの書評(http://d.hatena.ne.jp/architect/20071018/p1)を拝読してすぐに読みたくなりました。やっぱり頼みはネット書店かなあ。やれやれ。