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- 10/24 マシュー・ニール「英国紳士、エデンへ行く」早川書房/ISBN:9784152088697*29
- 10/25 辻仁成「孤独にさようなら」マガジンハウス/ISBN:978-4-8387-1693-7*31
- 10/25 大石英司「女神のための円舞曲」中央公論新社/ISBN:978412003861*32
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- 10/30 盛田隆二「幸福日和」角川グループパブリッシング/ ISBN: 978-4-04-873804-0*40
- 10/31 ジェフリー・ディーヴァー「ウォッチメイカー」文藝春秋/ISBN: 978-4163263304【楽天】*41
- 10/31 似鳥鶏(にたどり・けい)「理由(わけ)あって冬に出る」創元推理文庫/ISBN: :978-4-488-47301-3*42
- 10/31 ジョン・アーヴィング「また会う日まで(上)」新潮社/ISBN: 978-4-10-519111-5*45
- 10/31 ジョン・アーヴィング「また会う日まで(下)」新潮社/ISBN: 978-4-10-519112-2
- 10/31 アミタヴ・ゴーシュ「ガラスの宮殿」新潮クレスト・ブックス/ISBN: 978-4-10-590062-5*46
*1:青春ミステリの傑作〈古典部〉シリーズ最新作!折木奉太郎は〈古典部〉仲間の千反田えるの頼みで、地元の祭事「生き雛」へ参加するが、事前連絡の手違いで祭りの開催が危ぶまれる事態に。その「手違い」が気になる千反田は、折木とともに真相を推理する――。公式
*2:「自分は犬である」と夢想する房恵は、オスの子犬「フサ」となって、思いを寄せる女性を守ろうとする。ファン待望の本格長編小説。本やタウン
*3:野球を愛するすべての人に贈るエンタテインメント小説。メジャーリーグを舞台に繰り広げられる組織を率いる男たちの熱き闘い。本やタウン
*4:〈ハヤカワ・ミステリワールド〉暗殺稼業〈影(えい)ジェント〉の一人“カエル”が、不可能状況で殺された。“カエル”の後釜を巡る、怪奇を尽くした決闘の応酬と、推理合戦の行方とは? タランティーノ+本格=ミステリ界に新境地!!公式
*5:主人公ナンダはカトリックの寄宿女学校に入学。成績は優秀だが密かに書いた小説が発見され。スクール・ストーリーの古典的傑作。本やタウン
*6:【第17回鮎川哲也賞受賞作】極寒の鉱山街で起こる連続殺人。殺人予告をしていた囚人・座吾朗の仕業なのか。眉目秀麗な探偵と、義手探偵、二人の名探偵が驚愕トリックに挑む。第17回鮎川哲也賞受賞作。本格ミステリ。公式
*7:クリスマス前のある夜、通信販売会社の経営者が自殺。人生順風満帆だったはずが、なぜ?メイン州の田舎町を舞台に、季節の行事をいきいきと描く、生活感あふれるミステリ開幕。本格ミステリ。公式
*8:代打で活躍するプロ野球選手・新島隆二。3位通過で迎えたクライマックス・シリーズ中、ひとりの男が彼に八百長を持ちかける。本やタウン
*9:この世でいちばん好きな場所、かもしれない。24時間営業の高級スーパーマーケット“マルシェ・アンジュール”。店を巡り描かれる小さな出会いや恋。愛すべき人間模様を描いた短篇集。もしかしたら、私がこの世でいちばん好きかもしれない、と思う場所――巻頭の短篇でヒロインが深夜家を抜け出し、足早に向かったのは、24時間営業の高級スーパー“マルシェ・アンジュール”。普段はやりくりしながら近所で日常の買い物をする彼女も、色鮮やかな高級果物やさまざまな国からとりよせられた輸入食品、デリに美味しそうな惣菜の数々がまるでアートギャラリーのようにならぶこの店に惹きよせられるひとりなのです。この魅力的なスーパーを遠景に6つの出会いや恋愛模様を描いた甘くてほろ苦い連作短篇集。(OY)公式
*10:野生の鷹と人間の峻烈な対峙を描く。鷹匠を目指す岳央は、師匠に不安と不満を覚えて独立するが──直木賞受賞作『邂逅の森』に連なる人間と動物の交流を描く感動作。杉浦岳央(たけお)は、大学を卒業すると“最後の鷹匠”といわれる富樫聡一郎に弟子入りする。だが高齢の師匠に不満と不安を覚え、早々に独立。さらに経験不足から師匠に譲られた鷹を死なせてしまい、偶然保護した野生の角鷹(くまたか)を相棒とすることに。猛禽類の中でももっとも獰猛といわれる角鷹を、岳央は見事、操れるようになるのか――。自然の厳しさや野生の動物と、人間の対峙を描くのには定評のある著者。直木賞と山本周五郎賞をダブル受賞した『邂逅の森』に連なる力作です。(YB)公式
*11:英国の鬼才が占領下日本の闇を暴く! 日、米、英同時発売の問題作。昭和21年夏。焼跡の東京に潜む殺人鬼。事件を追う三波刑事を「日本」の罪深き闇が狙う…。比類なく野心的な暗黒小説3部作、開幕。日本発、日英米同時発売の超大作ミステリ――それが『TOKYO YEAR ZERO』です。終戦直後、GHQの占領下にある東京。戦火に荒(すさ)んだ街を徘徊する殺人鬼。そいつは若い娘たちを次々に毒牙にかけてゆく。犯人を追う警視庁の三波刑事が捜査の果てに見た痛ましい真実とは?イギリス文学の新鋭として評価される著者が描く占領下の東京の姿は圧巻、文体の魔力は読む者の呼吸を奪います。ミステリと文学の垣根を蹴破り、占領と日本現代史という問題に切り込む力作です。(NS)公式
*12:村上春樹が初めて自ら明かす、走ること、書くこと、〈僕自身〉。走ることについて語りつつ、小説家としてのありよう、創作の秘密、そして「彼自身」を初めて説き明かした画期的書き下しメモワール。1982年秋、『羊をめぐる冒険』を書き上げ、小説家として立つ手ごたえを感じた時、彼は走り始めた。以来、走ることと書くこと、それらは、村上春樹にあって分かつことのできない事項となっている。アテネでの初めてのフルマラソン、年中行事となったボストン・マラソン、サロマ湖100キロ・マラソン、トライアスロン……。走ることについて語りつつ、小説家としてのありよう、創作の秘密、そして「僕という人間について正直に」、初めて正面から、綴った画期的書下ろし作品です。(OM)公式
*13:殺人罪に問われる恋人を残し、渡仏した女は、幼い頃から「魔性」といわれつづけていた。美貌の裏側に潜む悲劇的な真実。「おんな」を描く長編ロマンス。本やタウン
*14:直木賞作家が描く、伝統芸能の世界。主人公は太夫を語る大夫・健。人間国宝の師匠や変わり者の三味線弾きに鍛えられながら芸を磨く。芸に恋に悩みながら健は成長していく。傑作青春小説。7&Y
*15:〈ハヤカワ・ミステリ〉ある女性をこれから殺し、そのすべてを手記にするから出版してほしい。出版社に舞い込んだ奇妙な手紙の裏には……どんでん返しの名手として知られる著者の幻の長篇デビュー作、ついに待望の邦訳。公式
*16:精神疾患を抱えたことのある元関取による連続殺人事件。精神科医の真梨子、茶屋刑事が調べていくと、愛宕市に連続していた組織的な恐るべき犯罪が浮かび上がる。7&Y
*17:愛宕市内で加速する猟奇的犯罪の裏に、精神科患者を人為的に悪化させている組織――首謀者は「鈴木一郎」なのか、その真の狙いとは。真梨子の身にも危機が迫る。7&Y
*18:想像力の極致をきわめた3年ぶりの長篇小説。破壊のかぎりを尽くした暗黒時代を経た千年後の日本は、科学技術に代わり呪力が支配する徹底した管理社会。何も知らずに育った子ども達に今、悪夢が襲いかかる。JBOOK
*19:ホラーの旗手がSFに挑む本年最大の問題作。呪力を武器に少年・少女が「悪鬼」に立ち向かうSFホラー大作。博覧強記の著者が生物学、動物行動学、分類学等を駆使して描く空前絶後のエンターテインメント!JBOOK
*20:美しい后と侍女ツル、王国に悲劇をもたらしたのは?現代に生きる謎の老女が交錯する。「何のために生きるのか」を問う異色作!livedoor BOOKS
*21:14歳の少女が友人、家族、憧れの人との関係のなかで、一つ一つ自分の感情を増やしてゆく。進学や恋愛、就職の悩み、誰にでも訪れる当たり前の出来事を自分らしく受け止め、24歳の大人の女性になってゆく姿に自分を投影してしまう等身大の成長小説。7&Y
*22:スーパーマーケットに勤務する松田孝司は食品課・非生鮮係長。自分の健康など二の次で、今日もメモを片手に血眼でテレビを見る。主婦向けの高視聴率番組で紹介される“身体にいい食品”をチェックするために……(「スーパーマンの憂鬱」)ほか、若い妻と愛娘にクリスマス・パーティーをねだられる住職、実は笑い上戸の葬儀社社員など、さまざまな人生を切り取った作品集。プロフェッショナルの悲哀を描く著者独壇場の傑作ユーモア!
*23:初めての女は再会した直後に失踪した。入り組んだ迷宮へと誘うように。衝撃のデビューから半年。実力派大型新人、待望の第2作。本やタウン
*24:70年代、「連赤」前夜、P村アジト、逃走、庇護……。震えていた。怯えていた。けれど満たされていた。かすかに樟脳の匂う密室で。そして33年ぶりの再会。懐古でも感傷でもない、存在の根源にかかわるリアルを描き、名作『恋』を超えた著者最高傑作の誕生です!公式
*25:天才テノール歌手・辻アンドレと即席マネージャー・まどかの恋の行方は。クラシック音楽にかかわる人々のさまざまな人間模様を描いた長編小説。本やタウン
*26:あなたは「偉大な秘密」を手にしています。この「秘密」を理解した暁には、あなたは欲しいものを手に入れ、なりたい人物になれ、やりたいことがなんでもできるようになるでしょう−−。全米700万部の大ベストセラー、遂に日本上陸!公式
*27:『1985年の奇跡』『2005年のロケットボーイズ』につづく青春3部作の最終作。今回は40歳を越えたオバさんがひょんなことからロックバンドを組み、ライブに出ることに。軽快な展開に、ホロリと泣かせる著者の筆がますます冴える!青春+家族小説登場。7&Y
*28:〈ハヤカワ・ノヴェルズ〉探偵業から足を洗い、平穏な日々を送っていたシュグルーは、親友の精神科医の頼みで盗まれたカルテの行方を追うことに。だが、行手に待ち受けていたのは残酷な連続殺人だった。シリーズ最新作。公式
*29:〈プラチナ・ファンタジイ〉〈ウィットブレッド賞受賞〉十九世紀半ば、エデンの園を求めて、タスマニア島へと船出した三人の英国紳士が、旅の果てに見たものとは……。英国ユーモア小説+語りの超絶技巧が堪能できる大作。公式
*30:ふるさと創生金で作られた金の地球儀を盗まないか? 久々に顔を見せた非常識な友人の一言が、すべての騒動の始まりだった。『チーム・バチスタの栄光』の俊英が放つ新境地!公式
*31:災害で両親をいっぺんに亡くした13歳の少年が、生きる希望ももてず、死ぬ思いで深い森の中に逃走する。そこで出会った正体不明の3人の男たち。謎めく彼らとの暮らしをスタートさせるが…。北海道の大自然を舞台に「生きる」という普遍的なテーマから、環境問題や株式市場という現代的なテーマまで取り込んだ実に壮大な物語でありながら、少年のピュアな思いがシンプルの綴られた長編小説。7&Y
*32:ある市民文化ホールに怪談めいて語り継がれてきた25年越しの「予約」。その日が迫るにつれ、運命の歯車がゆっくりと回り始める。本やタウン
*33:本年度「このミス」第一位の著者による最新作品集。流血の惨事が心の空白を埋める!迷える子羊たちへ捧ぐ、十四編のエンターテイメント。理解出来ない他人達に囲まれているという日常的不安が生み出す数々の悪夢を、その残酷さを愉しむように露悪的に描き出した14篇の作品集。交通事故にあった自分を助けてくれない通りすがりの人への怒り。無理に生み、育てた息子がひきこもりになったばかりか、幼女誘拐犯の疑いもある時の父の決断。自殺を図ろうとした女を、甘い言葉で誘惑する男。孤独に生きる老婆を襲う狂気。受験に苛めに貧富の差もある高校生活。定年になり初めて、いかに部下に憎まれていたかを知る男。ある愚か者をめぐる男達の青春。本やタウン
*34:渋谷は生まれてから小学6年生まで過ごしていた町。でも通っていた小学校は、すでに廃校。同級生の家を訪ねたが、そこは6階建てのビルになっている。しばらく散策するが、どうも過去との結びつきが見えずに、焦りすら感じる・・・。NHK出版ウェブサイトの好評連載(2006年4月〜2007年4月)を単行本化。本やタウン
*35:ずっと離さない、離れない、逃れられない。堕ちていく幸福――狂気にみちた愛のもとでは善と悪の境もない。暗い北の海から逃げてきた父と娘の過去を、美しく力強い筆致で抉りだす著者の真骨頂。消費されて終わる恋ではなく、人生を搦めとり、心を縛り支配し、死ぬまで離れないと誓える相手がいる不幸と幸福。優雅で惨めで色気のある淳悟は腐野花(くさりのはな)の養父。物語はアルバムを逆から捲るように、二人の過去へと遡る。震災孤児となった十歳の花を若い淳悟が引き取った。空洞を抱え愛に飢えた親子には、善悪の境も暗い紋別の水平線の彼方。そこで少女を大人に変化させる事件が起き……。黒い冬の海と親子の禁忌を、圧倒する恐さ美しさ、痛みで描ききる著者の真骨頂。お楽しみに!(SY)公式
*36:女は切腹できないから、明治と添い寝するんです。ある者は武家から商家へ、ある者は姫君から芸者へ、ある者は異人の妻へ。激動の維新を乗り越え、明治を生きた女たちを描く中短篇集。明治維新は、男性はもちろん、女性にとっても一生が激変してしまう一大事でした。商家から武家へ嫁いで楽をするはずだったのに、甲斐性なしの亭主のせいで、自ら的屋になって一家を支えた女、武家の姫君から一転、芸者で身をたてていたのに、外国人のもとに輿入れさせられた女――そんな女たちの奥底に隠された真実と心の襞……。今、最も注目すべき時代小説家が、激動の維新を乗り越え、明治という時代を受け入れていった女たちを描く中・短篇集。心を揺さぶる名作の誕生です。(YN)公式
*37:ビストロ・パ・マルのシェフが、客たちの巻き込まれた小さな事件、不思議な出来事の謎を解く。絶品料理と極上のミステリをご堪能ください。「ミステリーズ!」連載が美味なる一冊に。公式
*38:新世代ロボットとしての役割を終え、今は絵を描くだけの存在となった〈ピイ・シリーズ〉。人間とロボット、姿だけを同じとする二者がともに歩むことのできる未来はあるのか?連作短編集。公式
*39:きっかけは小さな謎でも、それは八駒家の食卓の上で壮大なペダントリに発展する──娘のつばめが中学を卒業するまでの3年間と、典雅なペダントリを組み合わせた愉しい連作。公式
*40:「夜の果てまで」の著者が贈る、恋愛長編。出版社で編集総務をしている25歳の花織。結婚式を翌月に控えたある日、相手に女がいることが発覚。悩んだ末に婚約解消、苦しいとき、話を聞いてくれたのが新雑誌の新編集長だった。公式
*41:時計を分解するように人間も解体する――殺人鬼『時計職人』。シリーズ最新作。10人の殺害を予告する殺人鬼ウォッチメイカー。次はいつ、どこで、誰が殺される? ドンデン返しの名手のライム・シリーズ最新作!現在のミステリ界で最大の人気を誇るのはディーヴァーのリンカーン・ライム・シリーズでしょう。最新作では“ボーン・コレクター”を思わせる怪人“ウォッチメイカー”との頭脳対決が展開します。現場に時計を残してゆく殺人鬼ウォッチメイカー。目撃証言から犯人が購入した時計は10個と判明。全部で10人の人間が殺害されるのだ。次は誰が、いつ? 鑑識の天才ライムの頭脳が殺人鬼を追うが――。ドンデン返しの名手の技が冴えわたる傑作、お見逃しなく!(NS)公式
*42:某市立高校の芸術棟にはフルートを吹く幽霊が出るらしい。それだけでなく壁男まで出るらしい――にわか高校生探偵団が解明した幽霊騒ぎの真相とは? 第16回鮎川哲也賞佳作。本格ミステリ。公式
*43:自らの美貌を持て余す美帆と、彼女を巡る二人の男。慈しみ、傷つけ合い、裸の互いを晒した末に浮かび上がったのは、封印した過去の記憶だった……。出生の秘密、政界への野望、血に塗れた愛憎、痺れる痴情――ドラマティックの頂点を極めた、注目の著者の新境地!公式
*44:日本ホラー小説大賞出身の新鋭・恒川光太郎、待望の最新短編集!11月7日、水曜日。女子大生の藍は、秋のこの一日を何度も繰り返している。毎日同じ講義、毎日同じ会話をする友人……。何のために11月7日は繰り返されているのか。この繰り返しに終わりは訪れるのか?公式
*45:刺青師の母と小さな息子が、逃げた父を追って北海の国々を巡ってゆく。父は教会のオルガニストにして全身楽譜の刺青マニア。息子は年上の女たちに溺愛されながら、父を知らぬ子としてカナダで成長。やがて俳優になり……。最新最長最強の大長篇。お楽しみに!公式
*46:ビルマ最後の王都陥落――英軍侵攻の混沌のなか、孤児と侍女は出会う。そして、導かれるように巡り合う外交官の美しき妻……。魔法のように語られるある一族の20世紀、運命の恋の歴史と遍在する死の悲劇。世界的名声を誇るインド系作家の最高傑作、ついに邦訳。公式
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