高野和明の『6時間後に君は死ぬ』は面白かったです。

 ここ数日、人形の予約でぐったりとなって本どころではありませんでした。6時間後に君は死ぬ
 その余波を引きずって今もって読書がままなりません。今は絲山秋子の「ダーティ・ワーク」を読んでいます。面白いですが、そういうわけでいまひとつのめり込めないでいます。ああ、なんてこったい。
 その前に読んだ高野和明の『6時間後に君は死ぬ』はものすごく面白かったです。感想は書くつもりでいますが、私のことですからどうなるかわかりません。ということで、とりあえず絶賛しておきます。6編からなる連作短編集なのですが、どの作品も秀作ぞろいで素晴らしいです。ただし、最初の表題作である「6時間後に君は死ぬ」は倒れるほどつまらなかったです。ミステリーになっているのですが、ミステリーとしてはどうしようもないほど酷い作品でしたね。いやほんと。ずっこけてしまいましたよ。