http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093876924/dekopon05-22/ref=nosim/
書影が出てないのが残念ですが、さすがAmazonですね。最近はbk1よりAmazonのほうが早くでますね。あら、発売日が11月18日になっています。著者のサイト(新ヴィッキーの隠れ家)http://www1.c3-net.ne.jp/teardrop/では発売日が11月17日となっていますし、小学館のHPでは11月20日となっています。ま、どちらにしてもAmazonで予約するので関係ないですが。だけど発送はAmazonは遅いんですよね。すご〜く楽しみにしてた浦賀和宏『さよなら純菜、そして不死の怪物』も今日(10日)やっと発送してくれたみたいですし。届くのは明日ですね。皆さんはもう読んでいるのにぃ。あ、こんなことはどうでもよくて、関田さんの新作ですね。
ところで、あちこちで見掛ける書籍紹介文なんですが、これが
不幸にも、時間を止める力を持ってしまったイヴ。しかし、その力は、愛をささやく瞬間に起こると、相手を時間の狭間に置き去りにしてしまうのだ。その不幸な力知らずに青年はイヴを愛してしまう……。
と、なっているんですね。誰が書いたのか知らないですが、微妙に違うんですが。イヴなんて名前は出てこないし。「愛をささやく」なんてないし。でも「相手を時間の狭間に置き去りにしてしまう」というのは合っているし。???
早く書影がでるといいなあ。関田さんのHPを見ると、10月18日付の雑文でカバーデザインのことが書いてありましたが、「ちょっとびっくり。というのも、ミステリーっぽくないというか、エンタメっぽくなくて、昔の純文学書のような感じだったからです。」らしいです。昔の純文学書というのがどういうものかわからないのですが、なにやら重々しい感じがしますね。雰囲気としては関田さんの文体に合っているような気がしますが。ああ、早く見たいです。
あと、仕様がソフトカバーになって定価が下がったようです。(9月9日付)税込価格1365円也。価格が安いのは嬉しいんですが、Amazonで買う身としては1500円以上のほうがいいんですよね。送料無料になるし。あと135円か。じゃあまたmomokoとか買わなきゃいけないなあ。なあんちって。
さて最後に電子版と書籍版の違いを。
なお、『イヴ』は、電子版と書籍版で若干内容が異なります。書籍版は、ページ数の関係で少しコンパクトにしたということもあるのですが、第三部は大幅に変更しています。
大雑把にいうと、今ひとつ事件や推理と関係のなかった「希莉絵の能力」をもう一回発動させたのと、明らかにひとりだけ浮きまくっていた深澤の軽薄さに多少の意味を持たせたというところでしょうか。
が、これによって、皮肉にも全体の印象がやや軽くなってしまいました。
どちらがよいか、自分ではよく分かりません (笑)。
らしいです。
電子版は二回も熟読したので、わたしにしてはちゃんと内容を覚えているんですね。だから、どう違っているのかすっごく楽しみです。大幅に変更ですって?「明らかにひとりだけ浮きまくっていた深澤の軽薄さ」にこだわっていたようなので(笑)、きっと深澤くんが活躍しているんじゃないかと思うのですが。あれ?関田さんから何か聞いたような気もするなあ。もう忘れてしまったけど。ああなんにしてもすっごく楽しみ。なんかものすごく長くなってしまったのでこれでおしまい。